50から筋トレやってみた

みずからの体験に基づき、筋トレ、ダイエット、自転車、本をゆるく書きます。

社会復帰目指して 1

5月中旬に交通事故にあい、救急車で運ばれ、入院、左手足まひ、からリハビリで回復、復職、の様子を記事にしています。
やっと一人で立って歩けるようになったが、スパルタ(?)のリハビリ専門施設への転院と、もしかしたら「高次脳機能障害」があるかもしれない、というのが今までの記事です。
 
今回は、6月にリハビリ専門施設に転院してリハビリをやっていた時の記事です。
なんとか杖無しで歩ける状態でリハビリ専門施設に転院しました。高次脳機能の検査の結果が出て、6月末でこの施設を退院しました。
 
高次脳機能については過去に記事にしました。
 

リハビリの内容

私はなんとか歩けるようになったので、リハビリは下記の内容でした。
 
理学療法、歩けるように訓練する、
作業療法、左手の器用さの確認と、仕事につなげるための集中力を持続する訓練
言語療法、嚥下と発話はなんとか回復したので、主に記憶や集中力の訓練
平行して高次脳機能の検査。
午前と午後に上記の予定が組まれるので、結構忙しい感じです。
 
高次脳機能の検査結果が出るまでは、元に戻れるか、わかりませんが、この段階で、少なくともリハビリを続けていけば、杖無しで家で普通に近い生活ができるのでは、と思えてきました。
社会復帰のため、リハビリを続けていました。
 

リハビリ専門施設

転院先はとても立派な施設で、今思い出しても良いところに入れて良かったと思います。自宅から離れた場所でしたが、敷地がまず広かった。
欲場所の大きさを、東京ドーム何個分、で表しますが、一個分以上はありました。
 
理学療法作業療法用の、それぞれ別にある部屋も広く、小学校の体育館の3/4の広さくらい、です。言語療法は個室で訓練しますが、10くらいはありました。
またこれとは別に臨床心理士向けの個室がいくつがあります。
施設に応じて各専門分野のスタッフがいます。
病棟もあり、私は入院という形で過ごしました。
これだけ立派な施設、スタッフなので、高次脳機能の障害の疑いがあるとはいえ、なんとか歩けるようになった私は回復しすぎている感がありました。
他の患者さんからも、歩き回っている私に向かって「君なんでいるの?」といわれたりしました。脳外傷のことは説明しましたが。

理学療法の内容

転院直後は、立って歩けましたが。左手足はまだ力が入らない感じが残っていました。
歩行訓練と、歩行のための筋トレがメインになりました。
 
メニューは、
体幹トレとして、
 バードドッグ、
サイドプランク
サイドプランク レイズドレッグ
 
脚の強化として、
フニャフニャのバランスパッドの上で、
スクワット、
足のつま先上げ
カーフレイズ
 
場合によりバランスボードでのスクワット
 
歩行訓練として、
階段上り下り、スロープ上り下り、屋外の歩行
エアロバイク20分
 
 
こうしてリストアップすると結構やってますね。
一人でやるのは大変ですが、理学療法士さんがついているのでなんとかこなせます。
 
サイドプランクが一番苦手だったかも。
かなりプルプルしてきつかった。
特にサイドプランクから足を上げるのはプルプルがマックスでした。
 
 後バランスボードの上のスクワットはグラグラしてうまくできませんでした。
ちょうどいい画像のものがみつかりませんでしたが、機能は同じイメージです。
 
 

内容がスパルタか?

というと、ギリギリできそうな適切な負荷を設定してくれた、という感じでした。
  
理学療法に関しては、回復してきて、階段の上り下りができるようになったりしていきました。
きついこともありましたが、より良くなっていくイメージでした。
なので、どちらかというと、リハビリを始める前、左手足がどうがんばっても動かない方が苦しかった。先が見えなかったし、自分でできる範囲が前よりすごく狭くなったので。
 
体力はかなり回復したので、
理学療法士の方からは、リハビリいらないかな?的な事を言われるようになりました。
 

退院するころ、かなり体力は回復した

最後退院する前にサイデックス?という機械で脚の筋力を測りました。
左足を曲げる(レッグカールの動作)が70代の一般男性よりも劣る結果でした。
他は20代後半の一般男性の平均と同じくらい。
 
リハビリでやった体幹トレは良いものばかりだけど、退院したらなかなか1人ではやらないですね。
アブローラ一択になりました。
ただし、理学療法士さんに、
足底筋が弱い、と指摘を受けたので、強化するトレは少しづつやってます。
 
 こうして振り返り的な記事を書いてみると、当時は日々社会にもどるため、目の前のリハビリに専念していて、あっという間に過ぎていった感じです。
 
今回は淡々とリハビリの内容を書いてみました。最後までお読みくださり、ありがとうございました。